ニュース 家電 作成日:2020年5月22日_記事番号:T00090118
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のウィッツビュー・テクノロジーの予測によると、2020年のテレビ世界出荷台数は2億521万台と、前年比5.8%減少する見通しだ。サムスン電子が注力する量子ドットディスプレイ(QLED)テレビは827万台と41.8%増加、有機EL(OLED)テレビは337万5,000台と7.8%増加する見通しだ。22日付自由時報が報じた。
新型コロナウイルスの影響でテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)が増加していることから、43インチ以下の中小型テレビの需要が拡大している。4月末にはリビング用の65インチの大型テレビ買い替えが急増した。QLEDテレビは第1四半期に旧機種の販促が行われ、北米市場で65インチ製品の販売価格が2割以上引き下げられたことも、買い替えが進んだ要因だ。
今年のQLEDテレビ出荷台数は、昨年市場に参入した華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が、ビジオ(VIZIO)を抜いて2位となる可能性がある。19年のQLEDテレビ出荷台数は、前年の3.3倍の583万台で、サムスン電子が9割以上のシェアを占めていた。
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