毛髪・美容・健康のウェルネス産業を展開するアデランスは25日、グループ会社の愛徳蘭絲（アデランス台湾社）がウィッグショップ新店舗を、新北市板橋区の亜東紀念医院内にある誠品生活で６月１日オープンすると発表した。台湾初の病院内のウィッグショップだ。
車椅子のまま店内に入り、試着できるスペースを確保したバリアフリーな店舗設計で、周囲を気にせずゆっくり商品が選べる（同社リリースより）
アデランスは、台湾では日本と同様にがん患者が増加傾向にあり、過去５年で1.2倍に増加したと指摘。台湾は女性の社会参画が進んでおり、仕事とがん治療を両立する患者が増え、外見ケアに注目が高まっていると説明した。
同店では、日本でも展開している医療用ウィッグブランド「ラフラ」をはじめ、日本のＪＩＳ規格に適合した商品を取り扱う。アデランスは、頭皮の状態が敏感な患者も安心して使用できる商品を展開していくと説明した。この他、医療用（脱毛時用）帽子や術後用アンダーウエアなども販売する。
