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馬総統が8月に初の外遊へ、総統専用機は使わず


ニュース 政治 作成日:2008年7月23日_記事番号:T00009014

馬総統が8月に初の外遊へ、総統専用機は使わず

 
 馬英九総統は8月12日から19日にかけ、パラグアイおよびドミニカ共和国の大統領就任式典参加のため、就任後初の外遊に出発する。今回の外遊に馬総統は総統専用機を使用せず、総統の外遊では初めて一般の旅行者も利用する便に搭乗して目的地に向かう。22日付中時電子報では、約3,000万台湾元(約1億円)の節約となるとしている。

 今回専用機を使用しないことについて国家安全当局の幹部は、「費用の節約が目的ではなく、イメージの問題」としている。陳水扁前総統は大型機の部類に属する専用機を使用し、空港に他国の小型機が並ぶ中で台湾の大型機が目立つ格好となり、現地メディアに「金持ち外交」とやゆされていた。

 一方懸念されるセキュリュティー面に関して国家安全当局では、「外交部の計画を検討した結果、安全に問題はない」としている。

 馬総統は8月20日、中華航空(チャイナエアライン)に一般利用者とともに乗り込み、ロサンゼルスに向かう。同地で一泊した後、小型チャーター便でパラグアイ、ドミニカを訪れ、復路はサンフランシスコ経由で台湾に戻る予定だ。