ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年5月25日_記事番号:T00090143
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は22日、7月の台湾域内向けの鉄鋼製品価格を発表し、電磁コイル以外を1トン当たり450台湾元(約1,600円)、平均1.87%引き上げた。CSCは、中国大手が6月の鉄鋼価格を引き上げたほか、米国や東南アジア市場でも鉄鋼価格が上昇しており、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて低迷していた鉄鋼市場の景気が回復に向かっていると指摘した。23日付経済日報が報じた。
CSCは、アジア市場は需要が回復し始めた一方、欧米市場は新型コロナウイルスの感染抑制が1~2カ月遅れていることから、第4四半期から好転するとの見方を示した。
第3四半期の域内向け価格は、電気亜鉛めっきコイルと溶融亜鉛めっきコイル以外の主要製品を1トン当たり500元、平均2.05%引き下げた。
第2高炉点検、8月開始
同社は従来の10月開始予定から前倒しすると明らかにしていた第2高炉の大型設備点検・更新を、8月10日に開始することを決定した。点検開始により、第3四半期の生産量は第2四半期と同水準の250万トンとなる。11月に完了予定だが、鉄鋼市場の今後の回復が予測を上回れば、当初計画より早く稼働を再開する。
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