ニュース その他分野 作成日:2020年5月25日_記事番号:T00090148
行政院主計総処が22日発表した4月の失業率は4.03%で、前月比0.31ポイント悪化、前年同月比0.36ポイント悪化し、過去7年の同月で最も高かった。新型コロナウイルス感染症の流行による打撃が特にサービス業で大きかった。23日付経済日報などが報じた。
就業者数は1,146万7,000人で、前月比4万6,000人(0.4%)減少した。工業は9,000人減少、サービス業は3万4,000人減少した。うち▽ホテル・レストラン業、1万人減▽卸売・小売業、7,000人減▽旅行業を含む支援サービス業、4,000人減▽芸術・娯楽サービス業、3,000人減──だった。
失業者数は48万1,000人で前月比3万6,000人(8.15%)増加し、過去6年余りで最多だった。非自発的失業者数は14万6,000人で3万6,000人増加し、過去約9年で最多だった。
会社の業績不振など「経済的理由」で1週間の労働時間が35時間未満の就業者は40万人で前月比13万9,000人増加した。「減班休息」(景気を理由とした労働時間削減。いわゆる「無給休暇」。実際には有給を含む)の打撃がうかがえる。
主計総処は、台湾の新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着き、経済活動が徐々に正常化しているため、5月の労働市場の指数は改善すると予測した。
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