ニュース 電子 作成日:2020年5月26日_記事番号:T00090153
市場調査会社、ディスプレイ・サプライチェーン・コンサルタンツ(DSCC)のレポートによると、アップルのスマートフォン次世代製品、iPhone12の発表は10月にずれ込む見通しだ。同製品向け有機EL(OLED)パネルの量産時期が当初予測より6週間遅れることが主因で、これによりiPhoneの組み立てを手掛ける鴻海精密工業やプロセッサーを受託生産する台湾積体電路製造(TSMC)、光学レンズを供給する大立光電(ラーガン・プレシジョン)などへの影響が予想される。26日付経済日報が報じた。
DSCCによると、iPhone12シリーズは全て有機ELパネルが採用され、大部分をサムスンディスプレイ(SDC)が供給、残りの受注を京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)とLGディスプレイ(LGD)が分け合うとみられている。
アップルは例年9月にiPhone新製品を発表しているが、iPhone12向けパネルは7月末に生産を開始すると観測されており、製品の発表時期も約1カ月遅れる恐れが出ている。iPhone12シリーズの販売価格は649米ドルからと予想されている。
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