新型コロナウイルス感染症の流行が続く中でも高級車の需要は比較的強く、ブランド各社が新車投入や値下げで販売を強化している。26日付自由時報が報じた。
NX200は黒色を主体としたモデルだ（レクサスリリースより）
トヨタ自動車の台湾総代理、和泰汽車が販売する高級車レクサスのクロスオーバースポーツ用多目的車（ＳＵＶ）「ＮＸ」は、１～４月の新車登録台数が2,679台に達した。今月は「NX200」を数量限定で投入している。また今年、レクサスの最上級ミニバン「ＬＭ」を導入し、既に割当枠1,000台が売り切れとなった。
アウディは15日にハッチバック「Ａ１スポーツバック」の新型モデルを発売し、既に第１弾の割当枠50～60台が売り切れとなった。
国際富豪汽車（ボルボカー台湾）は▽XC90 T8▽S90 T8▽XC60 T8▽S60 T6▽V60 T6──などのプラグインハイブリッド（ＰＨＥＶ）モデルを相次いで導入した。各モデルを４～14％値下げした効果により、同社の今年のＰＨＥＶモデル販売台数は前年同期比で倍増している。
