ニュース 商業・サービス 作成日:2020年5月26日_記事番号:T00090166
書店チェーン大手、誠品(エスライト)の信義店(台北市信義区)が29日から24時間営業を試験導入するのを前に、誠品通路事業群の張暁玲資深協理は、同店の売上高の5分の1から6分の1を夜間時間帯が占め、書店部門と百貨部門の比率は3対7になるとの見通しを明らかにした。26日付工商時報が報じた。
誠品咖啡。他の誠品店舗への出店も検討している(25日=中央社)
張資深協理は、5月末に閉店予定の24時間営業店舗、敦南店での経験から、夜間の客層は35~55歳で、客単価は高いと分析した。
張資深協理はまた、信義店内の書店、誠品書店(エスライト・ブックストア)は昨年損益が均衡点にあり、今年1~4月は新型コロナウイルスの影響も受けたが、5月売上高は前月比3割以上増加したと説明した。信義店の下半期売上高は10%以上成長し、新型コロナウイルス感染症が収束するとみられる来年には10~15%の成長が見込めると予測した。
信義店3階の誠品書店は規模が敦南店の2.5倍と台湾最大の24時間書店となる。24時間営業のレコードショップやスーパーマーケットを併設し、カクテルや庶民料理を提供する誠品咖啡(エスライト・カフェ)は午前1時まで営業する。
誠品の台湾での会員数は250万人。▽台湾▽香港▽中国▽日本──に計48店舗を展開する。
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