ニュース その他分野 作成日:2020年5月26日_記事番号:T00090168
台湾経済研究院(台経院、TIER)が25日発表した景気動向調査によると、4月の製造業の営業気候観測指数は81.75ポイントで、前月比0.8ポイント下落し、2009年2月以来の最低を更新した。下落は4カ月連続だが、下落幅は前月の6.48ポイントより大幅に縮小した。26日付工商時報が報じた。
製造業のアンケート調査では、4月の景気が悪いと回答した企業は54.3%で前月比19ポイント上昇した。良いと回答した企業は21.7%で5.5ポイント下落した。
建設業の営業気候観測指数は84.36ポイントで、前月比1.43ポイント下落した。
一方、サービス業は82.37ポイントと前月比0.4ポイント上昇し、4カ月ぶりに上昇に転じた。
台経院の張建一院長は、20年の域内総生産(GDP)成長率は1%台を確保できると予測した。▽経済部の三大投資促進プラン▽新型コロナウイルス感染症の流行で落ち込んだ消費の刺激策として7月から配布予定の「振興券」▽域内旅行補助プラン「安心旅行」──などが下支えするとの見方だ。
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