ニュース 電子 作成日:2020年5月27日_記事番号:T00090179
スマートフォン向け光学レンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)は台湾での工場拡張を進めると同時に、昨年末に中国江蘇省の蘇州工場を処分していた。生産の重心をほぼ台湾に移している。27日付自由時報が報じた。
ラーガンの蘇州工場は2003年設立。デジタルカメラ向けレンズを供給し、検査が中心だったが、昨年ほぼ営業休止状態だった。残る中国拠点、広東省東莞市で1995年に設立した大根光電は、電気自動車(EV)大手、米テスラのサプライチェーン入りを果たしたが、ラーガンは18年より車載用レンズ生産を縮小している。
ラーガンは3億6,500万米ドルを台湾に送金し、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資を税制面で優遇する「境外資金匯回管理運用・課税条例」(海外資金送金特別法)の適用を申請、台中工業区3カ所の用地1万5,000坪以上を購入した。2カ所は既に着工し、23年に生産開始予定だ。
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