ニュース 電子 作成日:2020年5月28日_記事番号:T00090205
28日付経済日報が日本経済新聞の報道を基に伝えたところによると、スマートフォン中国3位のOPPO広東移動通信がスマホ用チップの自社開発を加速するため、台湾のIC設計最大手、聯発科技(メディアテック)などから人材を引き抜いている。OPPOはメディアテックの主要顧客の一社で、メディアテックは重要人材と受注のいずれも失う恐れがある。メディアテックはノーコメントとした。
関係者によると、既にメディアテックの朱尚祖・前共同営運長(COO)がOPPOの顧問に就任しており、メディアテックの第5世代移動通信(5G)対応チップ開発要員も今後1~2カ月以内にOPPOに移るようだ。
OPPOは米クアルコム、メディアテックなどからスマホ用チップの供給を受けており、旗艦機種の「Find X2」シリーズはクアルコム、ミドルエンドの「Reno」シリーズはメディアテックのチップを採用している。OPPOはクアルコムへの依存を軽減するため、スマホ用チップの自社開発を加速しているとみられる。
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