ニュース その他分野 作成日:2020年5月28日_記事番号:T00090207
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心、RCTED)が27日発表した5月の消費者信頼感指数(CCI)は、前月比8.52ポイント下落の64.87ポイントと2009年12月以降で最も低かった。28日付工商時報が報じた。
CCIを構成する6項目全ての指数が下落する状況が5カ月続いており、かつ全項目が前月に続き100ポイントを下回る「悲観傾向」だった。
6項目のうち前月比下落幅が最大となったのは「今後半年間の家庭経済」で、10.5ポイント下落して78.05ポイントだった。また「今後半年間の株式投資機会」は7.2ポイント下落の36.9ポイントで、01年の統計開始以来、過去最低を更新した。
その他4項目は、▽今後半年間の就業機会、71.5ポイント(前月比10.3ポイント下落)▽今後半年間の耐久消費財購入機会、88.45ポイント(9.1ポイント下落)▽今後半年間の台湾経済景気、79.05ポイント(7.35ポイント下落)▽今後半年間の物価水準、35.25ポイント(6.7ポイント下落)──だった。
台経中心の呉大任執行長は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で失業率が4%を超えており、政府に救済措置を申請する労働者や低所得者が増えることで、信頼感はさらに悪化する恐れがあると指摘した。
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