ニュース 医薬 作成日:2020年5月28日_記事番号:T00090218
行政院「COVID-19科技防疫推動会議」のワクチン組召集人を務める蘇益仁氏は、台湾メーカーが開発した新型コロナウイルスのワクチンが早ければ7月にヒトでの臨床試験に入る予定で、順調にいけば12月にも生産が開始されると明らかにした。行政院は27日、ワクチンの買い上げ方針を決定し、まずは12月に100万本を確保して医療関係者などハイリスク群への接種を目指している。28日付自由時報が報じた。
蘇氏は、▽高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)▽聯亜生技開発(UBIアジア)▽国光生物科技(アディミューン)──が開発したワクチンはいずれも実験用マウスを使った毒性試験で安全性が確認され、中和試験でも有効性が認められており、緊急特例により同時に実施されるヒトでの第1・2相臨床試験でも安全性が確認されれば生産を開始できると説明した。
また、来年1~3月に感染拡大が再発した場合は第3相臨床試験を実施し、4~5月の量産、一般向けの接種開始を目指すという。
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