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中小企業の経済見通し、楽観視が14ポイント増


ニュース その他分野 作成日:2008年7月23日_記事番号:T00009023

中小企業の経済見通し、楽観視が14ポイント増


 HSBCが22日発表した「2008年上半期アジア中小企業信用調査」によると、今後6カ月の台湾経済について、調査対象の中小企業の27%が「成長を速める」と回答しており、半年前に行った前回調査の13%から14ポイント増加した。しかし、今後投資を増やすという回答は28%にとどまり、全体的に慎重な姿勢がうかがえる。23日付経済日報が報じた。
 
「成長を速める」という回答が倍増したのは、馬英九政権の誕生による中台関係および政局の安定を好感したもの。一方、「現在の成長を維持」は前回の58%から54%へ4ポイント下落した。

 しかし、今後の資本支出については、51%が投資額を増減させることはないと回答した。従業員の雇用については、大部分に当たる83%が現状を維持するとした。また、「従業員を増やす」と答えた企業は前回の7%から14%に倍増した。

 中国との貿易量については、54%が今後増加するとした。また、37%は現状の水準にとどまるとした。