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DRAM価格上昇、Q3も続く=南亜科技


ニュース 電子 作成日:2020年5月29日_記事番号:T00090234

DRAM価格上昇、Q3も続く=南亜科技

 DRAM最大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)の李培瑛総経理は28日、新型コロナウイルス感染症流行によるテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン授業などの増加に伴う▽クラウド▽ネットワーク▽パソコン──関連の旺盛な需要は第3四半期も続き、DRAM契約価格は上昇し続けるとの見通しを示した。29日付経済日報が報じた。

 李総経理はまた、新型コロナウイルス感染症流行、米国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)に対する規制強化などの米中貿易摩擦がDRAM市場に短期的な影響を及ぼすが、長期的には今後もDRAMの用途拡大が見込めるほか、大手メーカー各社が生産を抑制しているため、産業の健全な発展が期待できるとの見方を示した。

 一方、呉嘉昭董事長は同日、自社開発の10ナノメートル製造プロセスについて、下半期の試験生産、来年の量産開始を予定していると述べた。また、第2世代10ナノプロセスの研究開発(R&D)に着手し、2022年に量産の予定と表明した。