ニュース 電子 作成日:2020年5月29日_記事番号:T00090237
半導体商社大手の大聯大投資控股(WPGホールディングス)は28日、海運・航空物流業者の台驊国際投資控股(T3EXグローバル・ホールディングス)に対する友好的株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。29日付経済日報が伝えた。
今回のTOBはT3EXの株式5~20%の取得を目指すもので、買い付け価格は1株28台湾元(約100円)、取得費用は最大6億5,600万元となる。WPGが20%の株式取得に成功した場合、筆頭株主に浮上する。買い付け価格はT3EXの直近株価(24.1元)を16%上回る水準。
TOB提案について、T3EXの顔益財董事長は「WPGが物流分野で提携を目指すことを楽観している」とコメント。WPGは「財務的投資だ。双方は業務上の関係が長く、4月末から提携交渉を開始した」と説明していた。
WPGは中国の国家市場監督管理総局独占禁止局による審査結果を踏まえ、台湾の金融監督管理委員会(金管会)にTOBの開始を届け出る。
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