ニュース 電子 作成日:2020年5月29日_記事番号:T00090238
市場調査会社、オムディア(旧IHSマークイットのテクノロジー部門)によると、4月の液晶テレビ用パネルの出荷枚数で、群創光電(イノラックス)がシェア17.9%と、世界首位に躍り出た。29日付自由時報などが報じた。
2位は京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)でシェア17.3%、3位はTCL華星光電技術(CSOT)で16.6%だった。
一方、大型パネル全体では、BOEが出荷枚数シェア27.3%、出荷面積シェア20.4%で、共に首位を維持した。大型パネル出荷枚数では、イノラックスは2位でシェア16.4%、3位以下は▽LGディスプレイ(LGD)、15.4%▽友達光電(AUO)、14.8%▽CSOT──の順だった。サムスンディスプレイ(SDC)は6位以下に転落した。世界出荷枚数全体は6,344万枚で、前月比2%減、前年同月比8%増だった。
大型パネル出荷面積では、CSOTがシェア14.4%と2位に上昇、3位以下は▽イノラックス▽AUO▽LGD──の順だった。
オムディアは、新型コロナウイルスの感染対策措置が世界主要国・地域で相次いで緩和され、生産活動が再開したことから、主要テレビメーカーによる需要が回復してきており、今年のテレビ用パネル市場は前年比で横ばいか小幅減少にとどまると予測した。
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