ニュース 電子 作成日:2020年5月29日_記事番号:T00090240
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は、電気自動車(EV)と電力系統の間で双方向に電力を供給することが可能なV2G(Vehicle to Grid)充電システムが、日本の関西電力が昨年末から今年年初めに実施した遠隔操作によるEVバッテリーと蓄電池の充放電に関する実証実験に採用され、試験の成功に貢献したと発表した。29日付工商時報が報じた。
関西電力が行った試験は、家庭用蓄電池および産業用蓄電池をエネルギーリソースとして活用し、電力系統における周期の短い負荷変動に合わせて即時充放電させるというもの。
関西電力がNECと構築した蓄電池を一括制御するための蓄電池群監視制御システムを用い、メーカーの異なる蓄電池であっても遠隔から秒単位で一括制御できることを確認した。
試験の結果についてデルタは、EV用充電の分野で長年にわたり同社が培ってきた技術革新の努力と能力が認められ、未来の安定した電力ネットワークの実現に貢献できることが証明されたとコメントした。
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