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《新型肺炎》新型コロナ感染1人増、ロシアから帰台の男性【図】


ニュース 社会 作成日:2020年5月29日_記事番号:T00090242

《新型肺炎》新型コロナ感染1人増、ロシアから帰台の男性【図】

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は29日、ロシアから26日に集団で帰台した台湾人96人のうち、20代男性1人(第442例)の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表した。一方、台湾での域内感染の新規確認はなく、47日連続でゼロの日が続いている。中央社電が伝えた。

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 男性は2月からロシアに留学しており、5月15日に喉の痛み、16日に嗅覚喪失と全身の倦怠(けんたい)感などの症状が出ていた。26日未明に日本経由で帰台し、入境時に症状を申告。空港での検査サンプル採取の後、集中検疫所で隔離を受け、1回目の検査結果は陰性だった。嗅覚異常の症状があったことを踏まえ慎重に対応し、28日に2回目の検査を実施、きょう感染が確認された。

 男性と同じ便で帰台したその他の95人の検査結果は全て陰性で、集中検疫所での隔離が続いている。現在確認されている男性との濃厚接触者は14人で、うち3人は同便で帰台した男性と同じ学校に通う学生、11人は航空会社の乗組員で台湾へは入境していない。他の濃厚接触者の有無について調査を進めている。

 台湾での感染確認者は累計442人(うち死亡7人)。このうち、海外で感染したとみられる輸入症例が351人、台湾での域内感染が55人、海軍の敦睦遠航訓練支隊の集団感染が36人。これまでに420人が隔離を解除された。