ニュース 社会 作成日:2020年5月29日_記事番号:T00090246
陽明山の竹子湖(台北市北投区)といえば、サトイモ科の観葉植物、カラー(海芋、カイウ)の群生地として知られるが、実は多種多様なアジサイも栽培されており、既に一部品種は開花の最盛期を迎え、色とりどりの花を咲かせている。台湾では新型コロナウイルスの流行も収束に向かう中、今週末はアジサイ鑑賞に訪れる人が増えそうだ。
今年は7月初旬までアジサイがみられそうだ(産業発展局リリースより)
台北市政府産業発展局によると、竹子湖エリアでは今年、海芋大道親水公園と頂湖地区への入り口に無料のアジサイ鑑賞スポットが設けられている。この他、▽花谷海芋園▽財福海芋田▽名陽匍休閒農荘▽大賞園▽花与樹園芸▽大梯田生態休閒農園▽曹家花田香──といった民間の有料農園でもさまざまな品種のアジサイが栽培されている。一面に咲き広がる花海方式、棚田方式、壁面などを花で埋め尽くす花牆方式など展示方法もさまざま。一部の品種は既に開花シーズンを迎えており、今後さらに鮮やかな赤紫色や青紫色の花が加わる見通しだ。
産業発展局は、各農園や飲食施設は消毒を行い、スタッフは自主健康管理(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入りを控えるなど)を行っているので、安心して鑑賞してほしいと呼び掛けた。
また6月18日までの毎週火曜日は頂湖、木曜日は海芋大道で、ガイドの解説付きでカラーやアジサイを鑑賞しながら、周辺の施設や遊歩道を巡る生態農園体験ツアーを実施している。参加料は食事か喫茶、保険付きで1人500台湾元(約1,800円)、最少催行人数は10人。もちろん自由に散策しても「コロナ疲れ」をリフレッシュできる。
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