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那覇の中華航空機炎上事故、ボーイング機体に不備


ニュース 運輸 作成日:2008年7月23日_記事番号:T00009025

那覇の中華航空機炎上事故、ボーイング機体に不備


 中華航空(チャイナエアライン)のボーイング737-800型旅客機が昨年8月、沖縄県の那覇国際空港で起こした爆発炎上事故について、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、ボーイング機に不備があったとし、米航空当局に指導を求めることを検討している。23日付自由時報が報じた。

 調査委員会は、主翼前側にあり機体の揚力を調整する可動翼(スラット)のボルトを締めるナットが小さ過ぎてボルトが脱落し、燃料タンクを突き破ったと推定。また、ボルトには必要な部品3点が付いていなかったという。このため、ボルトを脱落しにくくするためにナットの大きさを改善するなど、設計の変更を求める方針だ。

 交通部民用航空局は、国土交通省の正式な発表はまだ行われていないとした上で、昨年8月に域内のボーイング737-800型機13機の緊急点検を行い、部品の取り替えなどの対応は済んでいると強調した。