金融持ち株会社、国票金融控股（ＩＢＦフィナンシャル・ホールディングス、国票金）の魏啓林董事長は28日、同社と楽天銀行などが出資するインターネット専業銀行、楽天国際商業銀行（楽天インターナショナル・コマーシャル・バンク）について、第３四半期末までの開業を予定していると明らかにした。台湾で最初に開業するネット専業銀となる可能性もあるとしている。29日付工商時報が報じた。
同行は既に経済部商業司より会社登記を認められている。同行の簡明仁董事長は、システム構築は完了しており、６月に２カ月間のテストを開始すると説明。その後、金融監督管理委員会（金管会）への営業許可申請、中央銀行（中銀）との銀行間の預金移動などに関するテストを行うと明らかにした。
簡董事長はさらに、開業後３年目の黒字化を見込んでいると表明した。
