ニュース 政治 作成日:2020年6月1日_記事番号:T00090257
中国の栗戦書・全国人民代表大会(全人代)常務委員長が29日、北京で開かれた「反国家分裂法」施行15周年の記念座談会で、台湾独立の動きがあった場合は武力行使も辞さないと示唆する発言を行ったことに対し、台湾国防部は同日、現時点で台湾海峡情勢に異常はないが、最悪のシナリオを想定して最善の準備を進めると表明した。30日付自由時報が報じた。
厳徳発国防部長は、国防部は情勢変化を慎重に把握しており、各方面に対応できると語った(29日=中央社)
栗常務委員長の発言は、蔡英文総統(民進党)が2期目の就任演説で憲法改正議論を進める考えを示したことを台湾独立に向けた動きとして、武力行使を示唆してこれをけん制する狙いがあるとみられる。
国防部は、中国共産党が台湾に対する武力行使を排除したことはないと指摘。今年に入ってからも8度にわたって台湾周辺で軍事的挑発を行っており、台湾海峡情勢は緊迫しているが、国土を守るために全力を挙げると表明した。
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