ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年6月2日_記事番号:T00090294
5月の自動車の新車登録台数は3万3,528台で、前月比8.8%増加、前年同月比11.4%減少した。業界関係者は、新型コロナウイルス感染症流行の落ち着きに伴い、5月中旬から店頭への来客が戻り、購入申し込み、納車のスピードも上がったと分析した。2日付工商時報などが報じた。
首位の和泰汽車は1万1,119台で、前月比7.3%増、前年同月比7.4%減、市場シェアは33.2%だった。4月末に発売した「カローラ・アルティス」の高規格新モデル「GR SPORT」のほか、輸入スポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」、ミニバン「シエンタ」やコンパクトカー「ヤリス」などが好調だった。
2位は中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の3,841台で、前月比12%増、前年同月比8.9%減、シェア11.5%だった。3位以下は、▽裕隆日産汽車、2,592台(前年同月比16.8%減、シェア7.7%)▽台湾本田(ホンダ台湾)、2,220台(15.2%減、シェア6.6%)▽台湾賓士(メルセデス・ベンツ台湾)、2,010台(13.6%減、シェア6%)──だった。
和泰汽車は、各社の夏季の販促効果で、6月の市場全体の新車登録台数は前年同月比3%減の3万7,000台と予想した。
輸入車シェア5割未満
業界関係者によると、新型コロナウイルス感染拡大により欧州ブランドの現地工場が稼働を停止した影響で、輸入車のシェアは4月が48.9%、5月は49.6%と、台湾生産車を下回った。5月中旬から順次稼働を再開しているものの、台湾への供給正常化は早くても7月となりそうだ。
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