ニュース 機械 作成日:2020年6月2日_記事番号:T00090297
鴻海精密工業は1日、産業用コンピューター(IPC)大手の凌華科技(ADリンク・テクノロジー)と合弁で、自律走行型ロボットの新会社を設立し、第3四半期に営業を開始すると発表した。出資比率は鴻海が51%、ADリンクが49%。2日付経済日報が報じた。
鴻海の劉揚偉董事長は先日、新会社はロボットに搭載する自己位置推定と環境地図作製を同時に行うSLAM関連のソフトウエア研究開発(R&D)を手掛け、ハードウエアは製造しないと説明していた。
鴻海は、新会社は▽即時(リアルタイム)情報接続▽自律システムスケジュール▽移動ナビゲーションプラットフォーム──技術で、自律走行型ロボットの群知能を高め、ソリューションを向上、応用先を拡大すると説明した。
鴻海によると、オープンソースのロボットオペレーティングシステム「ROS2」のリアルタイムデータ伝送サービス(DDS)で、鴻海のロボットシステム統合実績とADリンクのソフトウエア技術を組み合わせる。自立型ロボットが集合時に必要となる決定、行動、動態管理を強化し、自立型ロボット間のコミュニケーション遅延をなくすことを目指す。
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