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作成日：2008年7月23日_記事番号：T00009030
百度創業者の李彦宏氏、29日台湾で講演会開催
中国の検索エンジン最大手、「百度（バイドゥ・ドット・コム）」創業者の李彦宏首席執行官（ＣＥＯ）が、週刊誌「今周刊」の招きに応じ、29日台湾で公開講演会の開催を予定している。今回の訪台で李ＣＥＯは、経済・財務担当の政府関係者およびインターネット関連業者を表敬訪問する計画とされ、台湾での拠点設置の可能性を探る考えとみられる。23日付経済日報が報じた。
情報によると、李ＣＥＯは山西省陽泉市のブルーカラーの家庭に生まれ、現在40歳。米国留学経験があり、典型的な「海帰組」（海外へ留学後、帰国して創業した企業家の総称）とされ、検索エンジンの技術を熟知した李ＣＥＯは、2000年にパートナー、徐勇氏とともに百度を開設した。
創業後３年で利益を計上した百度は04年、米ナスダック市場に上場し、時価総額が一夜にして40億米ドルに膨れ上がるという記録を作った。昨年同社は華人企業では初めて、「ナスダック100」指数構成銘柄となり、グーグルやマイクロソフト、アップルなど一流企業と肩を並べた。
李ＣＥＯの台湾での講演会では、中国において百度がいかにしてグーグルを打ち破ったか、また、日本進出後の新たな計画について言及するとみられる。
