ニュース 医薬 作成日:2020年6月3日_記事番号:T00090320
医薬品メーカー、晟徳大薬廠(センター・ラボラトリーズ)は2日、同社が出資する中国の新薬開発会社、北京加科思新薬研発(Jacobio Pharmaceuticals)が、開発したSHP2と呼ばれる脱リン酸化酵素を抑制する抗がん剤の新薬について米国のバイオ医薬品大手、アッヴィとグローバルな戦略提携協定を締結したと発表した。これにより加科思が受け取る権利金は8億米ドルに上り、大中華圏における新薬の権利金としては過去最高とみられる。3日付経済日報が報じた。
加科思は晟徳が子会社の玉晟生技投資を通じ、加科思の創業者、王印祥氏と共同で設立した。晟徳グループの出資比率は15%余りだ。
今年4月には中天集団(マイクロバイオ・グループ)傘下の合一生技(ワンネス・バイオテック)が、アトピー性皮膚炎・アレルギー性ぜんそく治療薬の開発・販売ライセンスを、5億3,000万米ドルでデンマークのレオファーマに付与すると発表している。国際的な製薬会社が台湾系メーカーが開発した新薬のライセンスを取得するケースが増えているようだ。
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