新北市で最大規模となるショッピングセンター（ＳＣ）「宏匯広場」は３日、７月31日にプレオープンすると発表した。年内５カ月の売上高目標は18億台湾元（約66億円）。４日付工商時報などが報じた。
地下２階から地上11階まで営業面積３万1,000坪と、新北市で最大規模。物販が50％、レストラン52店舗が25％、エンターテインメント施設310ブランドが25％を占める。ローカルスーパーマーケットの田倉超市が地下に入居するほか、各フロアの公園に面した位置にコーヒーショップやビアバーなどを設ける。８～10階のソニーミュージックグループのコンサートホール「Ｚｅｐｐ」は日本の技術者が訪台できず、プレオープンに間に合わない。
陳玉宝総経理は、人口180万人を抱える▽三重▽新荘▽蘆洲▽五股▽泰山──の５行政区で唯一のＳＣになると指摘した。
新型コロナウイルス感染症の影響で、当初予定の５月オープンが延期になったが、７月15日に使用開始となる政府の振興券「三倍券」とタイミングが合致した。12階以上はオフィスとして貸し出す。
