ニュース 商業・サービス 作成日:2020年6月4日_記事番号:T00090329
新型コロナウイルス感染症流行の落ち着きを受け、7日より防疫措置が徐々に解除される中、映画館業界は、これまでの自粛の反動で購買意欲が高まる「リベンジ消費(報復性消費)」を狙い、各種キャンペーンを打ち出している。4日付工商時報が報じた。
シネマコンプレックス最大手、威秀影城(VIESHOW CINEMAS)は12日より、世界初の観客巻き込み型インタラクティブ映画『レイト・シフト(中国語タイトル・晩班)』を公開し、2回目の鑑賞料金を半額の150台湾元(約550円)にする。観客の選択によりストーリーが変わるインタラクティブ映画のため、鑑賞2回目、3回目の観客を呼び込む考えだ。
威秀影城は、ハリウッド映画の上映は7月以降となるため、6月は『レイト・シフト』のほか、『楼下的房客』(16年公開)など台湾映画5作品を上映すると説明した。
秀泰影城(ショータイム・シネマズ)は先週、ディズニー&ピクサー最新作『2分の1の魔法』公開後、親子連れなど観客が増え始めた。今週末5~7日には全14館で観客にマスクを無料贈呈し、7日以降は提携クレジットカード利用で鑑賞券「買一送一」(2枚目無料)キャンペーンを行う。端午節連休(6月25~28日)には100元の割引券を配布し、売上高の2割増を見込む。
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