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エチレン価格13%上昇、台塑・南亜の利益に打撃


ニュース 石油・化学 作成日:2008年7月23日_記事番号:T00009033

エチレン価格13%上昇、台塑・南亜の利益に打撃

 
 7月のエチレン契約価格が前月比で13%上昇の1トン当たり1,740米ドル、プロピレンは8.1%上昇の1,715米ドルとなった。これにより、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)などのプラスチック化学中間原料メーカーの利益減少が予想される。23日付蘋果日報が報じた。

 中間原料メーカーによると、高価格を維持しているエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)やポリプロピレン(PP)では利益が期待できるが、それ以外の製品にはコスト増を全く転嫁できない状況だという。7月に先立って値上げを行っているが、今回の大幅なコスト増には歯が立たなかったようだ。