市場調査会社によると、パソコン大手、宏碁（エイサー）の米国ＰＣ（ノートＰＣ、デスクトップＰＣを含む）市場での４月販売台数は前年同月の2.61倍に成長し、市場シェアは11.5％と、ＨＰとアップルに次ぐ３位に浮上した。新型コロナウイルス感染症流行によるテレワーク（リモートワーク、在宅勤務）やオンライン授業など向けの需要拡大で、他ブランドを上回る成長を見せた。４日付自由時報などが報じた。
このうち、ノートＰＣの４月販売台数は前年同月の2.65倍に成長し、市場シェアは12.4％で３位だった。中でも、グーグルのクロームＯＳ（基本ソフト）搭載ノートＰＣ、クロームブックの販売台数は前年同月の4.26倍、市場シェアは47％で首位となった。
エイサーは６月23日午後９時より、新製品発表会「next@acer 2020」を全世界へ向けオンラインで開催する。ゲーミング（ゲーム用）ＰＣ「プレデター」と「Nitro」、クリエーター向けＰＣ「コンセプトＤ」、軽量薄型ノートＰＣの新機種のほか、３個目となる新サブブランドを発表するとみられている。
