ニュース 電子 作成日:2020年6月4日_記事番号:T00090335
中華電信は3日、第5世代移動通信(5G)向け周波数帯の3.5ギガヘルツ(GHz)帯と28GHz帯におけるモバイルブロードバンド業務に関する営業許可を国家通訊伝播委員会(NCC)から取得した。5G業務の営業免許取得は台湾の通信キャリア初で、早ければ7月1日にもサービスを開始するとみられる。4日付工商時報が報じた。
中華電信の謝継茂董事長(右)は、サービス開始までに基地局1,000カ所以上を設置すると述べた(中央社)
なお注目を集める5Gサービスの利用料金について中華電信モバイル通信部門の陳明仕総経理は、多様なプランの提供を検討していると説明。またNCCは、料金プランに関しては事前審査の必要はなく、サービス開始の前夜に報告を行えば間に合うと指摘した。
一方、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)も同日、5G向け基地局の設置数は既に業務開始に必要な基準を突破し、NCCによる5Gシステムの技術審査を通過したと表明。今後、営業許可を申請し、早ければ来週中にも承認が得られるとの見通しを示した。その上でサービス開始は中華電信にそれほど後れは取らないとコメントした。
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