ニュース 医薬 作成日:2020年6月4日_記事番号:T00090336
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の台塑生医科技(フォルモサ・バイオメディカル・テクノロジー)は3日、中央研究院(中研院)との提携により新型コロナウイルスの迅速検査キットの開発に成功したと発表した。衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)から製造認可を取得後、量産、販売を開始する。4日付工商時報が報じた。
台塑生医によると、同検査キットは鼻の粘膜から採取した検体を利用し、わずか10~15分で新型コロナウイルス感染の有無を目視で確認できる。長庚大学の新興病毒感染研究中心での試験により、検体中に少なくとも10個のウイルス粒子が含まれていれば陽性結果を示す高い精度と、他の呼吸器系ウイルスとの交差反応が起きない特異性を確認済みだ。
台塑生医の王瑞瑜董事長は、同社は台湾最大の検査キットメーカーで、1シフト当たりの月産能力は100万セットと説明。これまでに累計4,000万セットの各種検査キットを生産してきた。
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