ニュース 医薬 作成日:2020年6月4日_記事番号:T00090337
工業技術研究院(工研院、ITRI)は3日、新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いた「コロナ後」に空港、港湾など水際での検疫需要が増大することに備え、医療機関と共同で「陽圧式検疫ブース」を開発したと発表した。4日付経済日報が伝えた。
検疫担当者は防護服を着用する必要はなく、手だけを伸ばして対象者の検体を採取できる(工研院リリースより)
陽圧式検疫ブースは立方体状でモジュール化されており、2日以内に組み立てできる。内部の気圧が外部より高く保たれているため、外部の空気が内部に流入せず、検疫担当者の感染リスクを軽減できるほか、1時間で12人、1日で240人の検体採取が可能。内部は冷暖房完備で、外科手術室並みの清浄度が保たれている。
開発には台湾大学医学院附設医院(台大医院)新竹分院、新竹馬偕紀念医院が加わった。部材も大半を台湾製で確保した。将来的には海外輸出も視野に入れている。
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