ニュース 運輸 作成日:2020年6月4日_記事番号:T00090338
交通部は3日、連休期間の台湾高速鉄路(高鉄)の自由席券販売と、台湾鉄路(台鉄)の指定席特急列車の立ち席券販売(1両120人まで)を7日から解禁すると発表した。車内での飲食物販売や、航空の域内線での飲食物提供も再開する。7日まで台湾域内での新型コロナウイルスの新規感染確認ゼロが続けば、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)が防疫措置緩和の条件とした56日連続(最大潜伏期間14日の4倍)を満たす。4日付自由時報などが報じた。
社会的距離を確保するか、近くの席の乗客がマスクを着用しているか、仕切りがあれば、車内で飲食してもよい(3日=中央社)
改札など入り口での体温測定やマスク着用確認は継続するが、入場後は社会的距離(ソーシャルディスタンス)を確保するか、仕切りがあればマスクを着用しなくてもよい。
王国次交通次長は、高鉄や台鉄、長距離バスは交通部の管轄だが、都市交通システム(MRT)や路線バスについては管轄する地方政府が決定すると説明した。
総量規制も撤廃
交通部は、同日から国家風景区などにおけるヒトや車両の総量規制を撤廃すると発表した。市民や旅行会社の参考ルールとして▽社会的距離を確保できない場合はマスクを着用▽観光バス乗車時は離れて座るか、マスクを着用▽乗車時に体温測定を実施し、車両の消毒・清掃を徹底▽宿泊施設は原則2人1室、ベッドは1人1台──を発表した。
郵便局でも入り口での体温測定やマスク着用確認は継続するが、入場後に社会的距離が確保できればマスク着用しなくてもよい。
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