インターネット通信販売サイトで３日、医療用マスクの自由販売が始まり、博客来やＰＣホーム24ｈ購物ではわずか２分、他のサイトでも17分以内に売り切れた。台湾域内での新型コロナウイルス感染症流行は収束しているものの、マスク需要は続いている。４日付蘋果日報などが報じた。
ドラッグストアの屈臣氏（ワトソンズ）でも３日にマスク自由販売を開始し、初回分は売り切れた。今週は２万4,000箱を入荷予定だ（３日＝中央社）
３日に▽Yahoo奇摩購物中心▽博客来▽ＰＣホーム24ｈ購物▽東森購物網（ＥＴモール）▽ｍｏｍｏ購物網──などが中国衛生材料生産中心（チャイナ・サージカル・ドレッシングス・センター、ＣＳＤ）のマスク販売を開始した。価格は同一で、平面タイプがマスク50枚入り１箱300台湾元（約1,100円、１枚当たり６元）、立体タイプは499元（１枚当たり9.98元）。
次回の販売予定は、ＰＣホーム24ｈ購物が５日午後、博客来は８日。ｍｏｍｏ購物網も来週を予定している。
中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）指揮官の陳時中衛生福利部（衛福部）長は３日、マスクの実名制（本人確認）販売は当面並行して継続すると述べた。
