ニュース 電子 作成日:2020年6月5日_記事番号:T00090354
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)が4日発表した5月連結売上高は、前月比1%増、前年同月比37.6%増の44億8,600万台湾元(約165億円)で、過去1年4カ月で最高だった。新型コロナウイルス感染拡大を受け低下していた中国工場の稼働率の回復や受注急増を反映した。5日付経済日報などが報じた。
陳泰銘董事長は5日、新型コロナウイルスの影響で、第3四半期の見通しは依然不透明だと語った(5日=中央社)
5月の稼働率は60%へと、2月の約30%から回復した。ヤゲオは、完成品の在庫水準が極めて低い状態は改善しており、現在の受注、出荷はいずれも順調だと説明した。
証券会社は下半期について、第5世代移動通信(5G)関連の需要増により受動部品の価格は安定が続き、加えて比較対象の前年同期の数値が低いため、前期比、前年同期比ともに増益となると予測した。
1~5月の連結売上高は、前年同期比5.8%増の189億4,700万元で、同期として過去2番目の高水準だった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722