ニュース 社会 作成日:2020年6月5日_記事番号:T00090356
教育部は4日、外国人留学生の受け入れ解禁時期について、海外の多くの国が新型コロナウイルス感染拡大防止のための入国制限を解除していないため、世界的な感染状況がさらに緩和した後で検討すると表明した。教育部は早ければ7月にも、まずは感染状況が落ち着いている国から台湾の大学への留学生受け入れを解禁すると伝えられていたが、3日に開かれた行政院での会議で当面の解禁先送りが決まったようだ。5日付聯合報が報じた。
台湾では7日より域内の防疫措置が徐々に解除される予定で、対外規制の解除は域内の状況をしばらく観察してから判断した方がいいとの見方が出ている。また、外国人留学生の受け入れは、中国本土、香港、マカオとの政治問題や安全保障にも関わるため、現時点では解禁時期を決定できないようだ。
ただ、各大学からは、解禁時期が不明なままでは6月の留学生募集の時機を逸し、優秀な学生を取り込めなくなる恐れがあるとして、2週間以内に方針を固めるべき、遅くとも8月15日までに解禁すべきといった声が出ている。
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