ニュース 石油・化学 作成日:2020年6月8日_記事番号:T00090390
台湾中油(CPC)は5日、インドネシアに年産能力100万トンのナフサ分解プラントと石化プラントを建設する投資計画について、同国の国営石油会社プルタミナと合弁に向けた仮契約を交わしたと発表した。6日付経済日報が報じた。
合弁事業の総投資額は2,500億台湾元(約9,200億円)が見込まれ、出資比率はCPCとプルタミナが各45%、残りの10%は台湾または海外の川中、川下メーカーから出資を募る計画だ。
CPCとプルタミナは2018年に覚書(MOU)を締結しており、その後1年半の期間をかけて交渉を進め、仮契約にこぎ着けた。この間、石油・化学業界で景気が低迷したこと、およびCPCは公営企業のため、海外投資予算の計上に立法院の同意が必要となることから交渉が長引いた。
CPCの方振仁副総経理兼広報担当は今回の仮契約について、今後も双方が協力を継続することを確認したもので、引き続き多くの項目で検討を進める必要があると説明。建設や生産開始に関する具体的なスケジュールは現時点で確定できないと語った。
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