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食品業Q1生産額、同期の過去最高


ニュース 食品 作成日:2020年6月8日_記事番号:T00090391

食品業Q1生産額、同期の過去最高

 経済部統計処が5日発表した食品製造業の第1四半期生産額は前年同期比2.41%増の1,126億台湾元(約4,100億円)で、4四半期連続のプラス成長となり、同期の過去最高を更新した。新型コロナウイルス感染症の影響で外食を控え、自炊が増えたことが主因だ。中央社電が伝えた。

 製品分類別で増加したのは、▽調理加工済み食品、78億元(前年同期比8.81%増)▽牛乳、52億元(2.94%増)▽保健栄養食品、41億元(7.32%増)▽即席麺類、31億元(14.1%増)──など。

 減少したのは、▽精製茶、11億元(前年同期比34.32%減)▽インスタント食品・総菜、64億元(8.44%減)▽大豆油(サラダ油含む)、27億元(5.9%減)──など。新型コロナウイルス感染症の影響で、観光業や飲食業からの受注が減少した。

 2019年生産額は前年比3.16%増の4,629億元で、4年連続で過去最高を更新した。伸びが大きかったのは▽インスタント食品・総菜、296億元(前年比7.32%増)▽調理加工済み食品、285億元(4.57%増)▽牛乳、217億元(4.84%増)▽保健栄養食品、178億元(10.79%増)──などだった。