ニュース 金融 作成日:2020年6月8日_記事番号:T00090397
中央銀行(中銀)が5日発表した5月末時点の外貨準備高は4,845億1,500万米ドルで、前月比27億3,300万米ドル増加し、12カ月連続で過去最高を更新した。外貨の投資運用益と、外貨準備の構成比で約5%を占めるユーロなどの対米ドルレート上昇が要因だ。6日付工商時報などが報じた。
対米ドルレートはユーロが2.04%上昇、オーストラリアドルが1.67%上昇した一方、▽日本円、0.57%下落▽英ポンド、1.18%下落▽人民元、1.31%下落──は下落した。
世界主要国・地域別の外貨準備高で、台湾は前月と同じく4位だった。1~3位は▽中国、3兆915億米ドル(4月末)▽日本、1兆2,948億米ドル(4月末)▽スイス、8,246億米ドル(4月末)──だった。インドは4,517億元で5位に浮上、サウジアラビアは4,370億米ドルと原油価格下落の影響で6位に後退した。
海外投資家が保有する台湾の株式、債券、台湾元建て預金の残高は、前月比103億米ドル減の計3,924億米ドルで、外貨準備高に占める割合は81%と3ポイント下落した。
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