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コンテナ運賃上昇、米国産農畜産物値上がりか


ニュース 運輸 作成日:2007年6月4日_記事番号:T00000904

コンテナ運賃上昇、米国産農畜産物値上がりか

 4日付経済日報によると、アジア~米国航路のコンテナ運賃決定組織、太平洋航路西航安定化協定(WTSA)加盟海運各社は、7月からアジア向け農畜産物の運賃を3%引き上げることを決議した。これにより、8月ごろから米国産のトウモロコシ、大豆、小麦、肉類などの値上がりが見込まれる。

 海運会社によると、WTSAは7月から家畜用干し草の運賃を40フィートコンテナ当たり100~200米ドル引き上げる方針。8月からは綿花、大豆、綿花製品、穀物類、その他豆類、肉類、小麦粉、トウモロコシ、でん粉、動物飼料、種子、食品添加物などの運賃を40フィートコンテナ当たり50~100米ドル引き上げる構えだ。

 海運各社は、昨年輸送力過剰で収益低下を招いたため、今年は輸送力調整を徹底しており、決議通りに運賃改定が実施されそうだ。