ニュース 電子 作成日:2020年6月9日_記事番号:T00090410
光学レンズ大手、玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)が8日発表した5月連結売上高は前月比9.1%増、前年同月比46%増の10億2,600万台湾元(約37億円)で、同月として過去最高を記録した。また単月ベースで、今年の最高だった。9日付経済日報が報じた。
ジニアスは、アップルからの受注比率が非常に高く、4月に発売した廉価版スマートフォン、iPhoneSE(第2世代)の販売好調で恩恵を受けたとみられる。一方、同業最大手の大立光電(ラーガン・プレシジョン)は、サムスン電子や華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などのスマホ需要減少を受け、5月連結売上高は前年割れだった。
ジニアスの1~5月連結売上高は46億5,900万元で、前年同期比98.4%増だった。
市場では、ジニアスは6月も増収が続くと予測されている。ただ、iPhoneSEなど廉価版機種の販売好調は世界経済低迷の表れでもあり、ハイエンド製品の購買意欲低下が懸念されている。
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