ニュース 電子 作成日:2020年6月9日_記事番号:T00090412
鴻海精密工業傘下の富智康集団(FIHモバイル)はこのほど、上半期の最終損益は前年同期の純損失8,380万米ドル以上の赤字になるとの見通しを発表した。新型コロナウイルス感染拡大と米中貿易戦争の影響で打撃を受けているという。9日付経済日報が報じた。
FIHは、感染拡大の影響は短期的なもので、収束に伴い生産面での苦境を脱していけると予想。また、中長期には、鴻海が掲げる▽電気自動車(EV)▽デジタルヘルス▽ロボット▽人工知能(AI)▽半導体▽新世代通信──の「3プラス3」発展戦略に合わせて事業を調整し続け、特にカーエレクトロニクスの分野で活路を見いだすと表明した。
FIHは昨年下半期、新北市に新会社「富智捷(モバイル・ドライブ・テクノロジー)」を設立。情報通信技術(ICT)技術を生かして第5世代移動通信(5G)、EV関連の需要に対応すると表明していた。また、鴻海は今年4月、FIHモバイルが富智捷に5億台湾元(約18億2,000万円)を追加出資すると発表していた。
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