ニュース 商業・サービス 作成日:2020年6月9日_記事番号:T00090423
台湾域内の新型コロナウイルス感染症流行が落ち着いたことを受け、交通部観光局は8日、7月1日~10月末に実施する市民向けの域内旅行補助プラン「安心旅行」の詳細を発表した。台湾籍市民の個人旅行では、1人当たり最高2,000台湾元(約7,300円)の補助が受け取れる。予算39億元を投入し、延べ638万人が旅行に出掛け、経済効果235億元を創出すると見込む。9日付工商時報などが報じた。
林佳龍交通部長(右)は、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長(左)について「域内旅行のイメージキャラクターとして最もふさわしい」と絶賛した(8日=中央社)
安心旅行では、台湾籍市民の個人旅行に対し1泊当たり1,000元を1人1回補助する。旅行先が離島の場合はさらに1,000元を補助し、最高2,000元となる。
団体旅行では、10人以上参加の場合、1人1日当たり700元を旅行会社に補助する。離島旅行は15人以上の参加で1,200元を補助する。この他、社員旅行、星付きホテルへの宿泊、2泊3日以上の日程の旅行などでも補助が出る。旅行会社1社当たりの補助回数は最大35団体を基本に1支店当たり2団体の枠を追加、1団体当たりの補助額上限は3万~7万元などの制限がある。
また、7~8月の夏休み期間中には、19歳未満の台湾籍の市民に対し、全土22カ所のテーマパーク入場料を無料にする。
この他、台湾観巴(台湾ツアーバス)の旅行プランへの2人参加で1人分無料、地方政府の観光イベント開催に対し最高1,000万元の補助も盛り込まれた。
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