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《新型肺炎》外国人客の入境緩和で方針、ウイルス検査陰性を条件に


ニュース 社会 作成日:2020年6月9日_記事番号:T00090430

《新型肺炎》外国人客の入境緩和で方針、ウイルス検査陰性を条件に

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は8日、検討中の外国人客の入境制限緩和について、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査による新型コロナウイルス感染陰性の証明を条件とする方針を示した。入境制限緩和の詳細は、来週にも確定する見通しだ。9日付自由時報などが報じた。

/date/2020/06/09/18chen_2.jpg陳衛福部長は、(14日間の)居家検疫中や同期間が終わった後に感染が発覚するケースも多くあり、入境時の一律のウイルス検査だけで感染拡大を抑制できるわけではないと強調した(8日=中央社)

 まずは▽オーストラリア▽ニュージーランド▽ベトナム──など感染リスクの低い国のビジネス客から解禁する方針だ。入境後は5日以上の外出制限「居家検疫」期間を設け、その後再度の自費検査で陰性であれば、「自主健康管理」(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入り自粛など)に切り替え、比較的自由な活動を認める。

 陳衛福部長は、外国人客への一律の検査実施について、入境制限の緩和が市中感染の引き金となり得るためと説明した。