ニュース 電子 作成日:2020年6月10日_記事番号:T00090433
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のウィッツビュー・テクノロジーが9日発表したレポートによると、第2四半期のノートパソコン用パネル出荷枚数予測は5,330万枚と、前期比33.6%増加、前年同期比17.7%増加する見通しだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていたサプライチェーンが4月から正常化したことに加え、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン授業向けの需要が急増したことが要因だ。10日付工商時報が報じた。
2020年上半期のノートPC用パネルシェア予測は、友達光電(AUO)が2位の22.9%、群創光電(イノラックス)は3位の20.6%。1位の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)の29.2%、4位のLGディスプレイ(LGD)の16.2%を合わせた4社で、約9割を占める見通しだ。
ウィッツビューは、下半期は世界的な感染状況の落ち着きに伴い、第2四半期のようなテレワークなどによるノートPC需要は減少する可能性があると指摘した。ただ、最終製品市場の正常化で、ノートPCメーカーの販売の重点が企業向けからコンシューマー向けに戻り、販売業者の在庫補充が予測されるため、第3四半期もノートPC用パネル需要が続くとの見通しを示した。
ウィッツビューによると、20年通年のノートPC用パネル出荷枚数予測は1億8,810万枚で、前年比0.2%増加する見通しだ。
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