ニュース 電子 作成日:2020年6月10日_記事番号:T00090436
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が9日発表した5月連結売上高は876億5,000万台湾元(約3,200億円)で、前月比7.1%減少、前年同月比3.6%増加した。10日付工商時報などが報じた。
5月のノートPC出荷台数は420万台と、前月比10万台減少した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、東南アジアの半導体サプライチェーンが3~4月に稼働を停止・縮小したことによる部品不足の影響を受けた。一方、PC以外の製品では、アップルが3月に発売したタブレット端末「iPad Pro」新機種の出荷が好調だった。
コンパルの1~5月連結売上高は3,640億300万元で、前年同期比3.5%減少した。
コンパルは、第2四半期はテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン授業需要で出荷台数が大幅に増加したため、第3四半期のノートPC出荷の伸び幅は限られると予測した。一方、タブレット端末、モノのインターネット(IoT)関連製品、ウエアラブル(装着型)端末など、PC以外のコンシューマー製品の需要は、下半期に回復するとの見通しを示した。
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