ニュース 電子 作成日:2020年6月10日_記事番号:T00090437
華碩電脳(ASUS)の施崇棠(ジョニー・シー)董事長は9日、新型コロナウイルス感染拡大が上半期の世界の需給状況に変化をもたらし、下半期の需要見通しも不確実性が高いため、今年は例年のようなはっきりとした需要期を迎えられない恐れがあるとの見方を示した。10日付経済日報が報じた。
施董事長は、新型コロナウイルスで多くの企業が事業転換を迫られており、同社も提携やM&A(合併・買収)があり得ると述べた(9日=中央社)
施董事長は、インテルのような大手企業も下半期の需要をはっきりと見通せないでいると説明。また、3~4月に各国・地域でパソコンの需要が拡大したものの、新型コロナウイルス感染拡大防止のための都市封鎖措置による短期的なものにすぎないとの声もあると指摘した。
ASUSが同日発表した5月連結売上高は302億台湾元(約1,100億円)で前月比32.7%増、前年同月比29.3%増となり、今年の最高を記録した。テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン授業向けの需要拡大でPC関連製品の出荷台数、売上高ともに前年同月より大幅に伸びた。
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