ニュース 建設 作成日:2020年6月10日_記事番号:T00090441
皇翔建設の廖年吉董事長は9日開催した株主総会で、台北駅近くの再開発エリア、台汽北站に建設中のビルについて、当初予定していたホテルではなく、オフィスビルとする方針を示した。新型コロナウイルスによる影響を受けたホテル業界の深刻な業績悪化が要因だ。10日付経済日報が報じた。
同ビルについては当初、ホテルチェーン大手、マリオット・インターナショナル傘下のブランドを導入することを予定し、2012年に提携覚書(MOU)を交わしていた。
廖董事長は、オフィスビルへ変更し、物件は売却はせず、全て賃貸とする方針を示した。ただ皇翔建設は、計画の変更は決定ではなく、現在もマリオット側と協議を続けていると説明した。
総合不動産サービスの瑞普萊坊(リプロ・ナイトフランク)によると、台北駅周辺の新築オフィスビルの場合、成約価格は1坪当たり160万台湾元(約580万円)以上。延べ床面積1万7,000坪の同ビルでは、売却の場合は販売総額300億元、賃貸の場合は1坪当たり2,800元の賃料が見込めると指摘した。
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